リンク
カテゴリ
以前の記事
2018年 11月 2016年 02月 2015年 10月 2015年 04月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 01月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2011年 05月 2009年 04月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
最新の記事
検索
|
2005年 07月 07日
2005/06/03(Fri) 13:19:56 家づくりの会「建築家と話そうNo.316」 世阿弥の書いた能楽論集の中に「九位」と題され、九つの段階に演じ方を分けて書いたものがあります。正花風、寵深花風、閑花風、等など、この中で銀のお椀の中に真っ白な雪を入れた趣を閑花風と言い幽玄だと言っています。私はこの閑花風を建築で作ってみたいと挑戦した事があり、信州に作った銀の山荘と題したものがそうですが、それは外壁に張った杉板の上に錆止めの銀ペンキを吹きつけたものです。イメージはそれだけではなく、彫刻家の流政之が作った「流れバチ」のようなものを作りたいと、荒地に日本刀を逆さに突き立てたようなイメージを同時に追ったものです。計画模型の段階で、施主を説得するのは容易じゃないな、これは根競べになるかもしれないと思っていましたが、模型を見せた途端、その模型面白いじゃないかの一声で簡単に決まってしまいました。銀色でどこと無くメカニックな感じに見えるその山荘が、カメラ店を経営している施主のイメージにピッタリだったようでした。
by kobayashieiji0011
| 2005-07-07 22:21
| エッセイ
|
ファン申請 |
||